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Blog イベント: 2018年4月

ARTORO2018 募集!

私が活動を続けているアートロですが、
 
2018度の募集を開始しておりますのでご案内させていただきます。


 
アートロとは、簡単に言ってしまえば、

衣食住のつながりを楽しく学びながら考えてみようという活動。

詳しくはこちら→ http://artoro.jp/archives/


 
今年度は農業体験と講座を組み合わせた連続講座となっております。

また、秋には身近な素材を使った簡単な住まいづくりにも挑戦いたします。

興味がありましたら、是非ご参加ください。



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【2018年度連続講座 “ひとつ屋根に暮らす” 】


◇説明会&種もみ配布

日 時  2018年4月22日(日)
    
 13時~16時(受付開始 12時半より)

場 所  登呂博物館 1階ホール

内 容  今年度の予定について

     苗の育て方について

     種もみ配布

講 師  宮田祐二さん(静岡県の農業技術研究者)

主 催  登呂会議


 

米、タネだった!ってわかってた??

田植え体験は全国各地よくあるけれど、

苗を種もみから自分で育てるところからやります。


 

アートロでは今まで土で土器をつくり、

稲を育て、

米を食べて、

稲藁で道具を作って来たけれど、

2018年度はさらに、

人間が発明した最たる道具、住まいの屋根に

この稲藁を使おうという計画なのです。

今年度のスケジュールはこんな感じ。


 

【2018年度スケジュール】

4月22日 「米、タネだった!」
     
講師:宮田祐二さん(静岡県の農業技術研究者)

5月20日 「土を耕す。〜ところで、土ってなんだ?」

     講師:宮田祐二さん

6月10日 「土で、稲を育てる。」

9月9日 「鳥の巣から学ぶ
     
〜足元にある素材から居住空間をつくる〜」
     
講師:鈴木まもるさん(鳥の巣研究家、画家、絵本作家)

10月中旬 収穫(台風などの影響により変更あり)
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1月24・25日 「身体で測る、足元の素材で住まいを作る」

     講師:相楽育弥さん(かやぶき職人)

2月 「土で育った米を、土器で煮炊きして食べる。〜収穫祭〜」


 

登呂は弥生ですけど、

定住する前の縄文の住まいを作ってみます。

かやぶき職人の相良さんと2日かけて、

移動民のように家を作ります。

藁の結束の仕方も学べちゃいます。


 

いやいや、霊長類ヒト科の住まいの前に

鳥の巣からも学びます。

どう見ても人間が真似したとしか思えない鳥の巣。

でも、これ住まいじゃないって知ってました?


 

鳥の巣も、人の住まいも、

どちらにも言えることは、たぶん安心と安全。

自ら作って、その中で過ごしたら、

何をもって私たちは住まいとするのか?

そんなことがわかるかもしれません。


 

自分たちで言うのもなんですが、

かなりおもしろい連続講座になっていると思います。


 

【申込について】

・4/22の説明会のあと、参加申込していただいてもOK

 もちろん今すぐ申込していただいてもOK

・年間参加費は、21,000円(1家族)

 もちろん1人での参加もOK

 募集定員は20家族
 
定員に達し次第、締め切らせていただきます。

・お申込はメールにてお願いいたします。

 登呂会議 contact@artoro.jp

・メールには下記を記載してください。

 名前、住所、電話番号、メールアドレス
 
一緒に参加されるご家族がいればその方の名前、続柄

※年間通しての連続講座の申込となります


 

こちらのサイトから簡単に申込できます

http://artoro.jp/2018_orientation/



 

どうぞよろしくお願いします。


左官ワークショップ

最近の仕事は新築より改修が多い

しかも部分的なセルフリノベーションも多い

今回は左官もセルフ

自分たちでできることは自分たちの手で

というスタンスで進んでいる現場。

でも、やっぱり最初は職人さんに教えてほしい。

せっかくだから、教わりたい人一緒にどうぞ、

ということで行ったワークショップ。

(もちろん助っ人募集の意味もありますよ)



普段仕事中は邪魔になってしまうので

道具のこととかいろいろ聞くこと出来ないけど、

今日はワークショップなので・・・。



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まずは使っている道具から教えてもらう。

形や大きさだけでなく厚みや素材による道具の違い、

職人の世界はおもしろい。


 

配合の仕方、ノロ(下地)の作り方、仕上材の作り方、

まるで料理。

まるで理科の実験。


材料が用意できたらいよいよ実践。




一発目で平らに仕上げる職人の技。

何十年もやってきたからこその技。

誰でも簡単に仕上がりますという素材にはない

真似のできない美しさ。

職人の世界はかっこいい。
 

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自分でやってみると難しさがよーくわかる。

普段こういうものだからと図面描いてたけど、

なぜそうなのかってやってみてはじめてわかる。

こういう体験、とっても新鮮。

こんなことをさせてもらえる現場、ありがたい。




とりあえず今日は、鏝返しが出来るだけで

なんとなく職人に近づいた気分になってる自分がいる。

鏝返し楽しい。

でも本当に難しいのは鏝板の上から先なのであるよ。

※鏝返しとは、鏝板に乗せた塗材を鏝の裏に素早く乗せる

素人でも職人気分を味わえる左官の基本技術。

クルッ、ヒョイッがついつい癖になる技。


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