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建築士紹介

伊達 剛/Tsuyoshi DATE
一級建築士・インテリアコーディネーター

1973. 01 静岡県生まれ
1995.03 芝浦工業大学建築工学科卒業
1997.03 芝浦工業大学大学院修士課程修了
2003.12 伊達剛建築設計事務所設立
2006 ~ 日本建築専門学校 非常勤講師
2007 ~ 常葉大学 非常勤講師
2012 ~ 静岡デザイン専門学校 非常勤講師

物語を感じられる家、私はそういう家に憧れてしまうのです。

もう20年以上前ですが、学生の時に研究室の調査でエジプトやエチオピアに行ったことがあります。初めて行ったその土地の街や家はとても美しく、家とは何かという本質をたたきつけられたような印象を受けたことは今でも覚えています。

そこに建つ家々は、そこにあるべき姿をしていました。素材、形態、すべてがその土地との関係性から生み出され、家は景観の一部となって建っていました。

目に見える景色すべてがその家の庭のように広がっていました。大地に強く根を張っているように感じられたそれらの家は、無駄がなく、やさしく、あたたかく、とても心地良いものでした。すべてがひとつの物語のようでした。物語を感じられる家、私はそういう家に憧れています。

他にどんなものに興味をそそられるのか、とりあえず自分の好きなものを羅列してみたいと思います。

舞台を観ること、知らないところに行くこと、濃い珈琲、堅めのパン、京極夏彦の本、一人で映画を見ること、ピアノの音、折り重なるような景色、青いタイル、昼間飲むビール、パクチー、風景に溶け込む建物、質感が伝わる空間、静けさのある空間、自然のカタチ、シンプルなもの、・・・。

私はこういうものに魅かれるようです。
 

むずかしいことをやさしく

やさしいことをふかく

ふかいことをここちよく

家づくりのお手伝いいたします


これは事務所のテーマとして掲げているフレーズです。この言葉は、小説家の井上ひさしさんの言葉を基に作成させていただきましたが、こういう姿勢で家づくりのお手伝いができればいいなと常々思いながら仕事に取り組んでおります。

家づくりは複雑でとてもむずかしいです。むずかしいですけど、複雑になりすぎてしまってはいろいろな糸が絡まるだけで、とても苦しくなってしまいます。

糸を絡ませてしまうということは、物事を誤魔化すことにもつながってしまいます。中途半端な知ったかぶりをせず、煙に巻いたり誤魔化したりすることもせず、ひとつひとつやさしく丁寧に取り組み、できるだけシンプルにひとつひとつを大切にし、むずかしいことをやさしくしていくことが大切だと思っています。

ですが、むずかしいことをやさしくするだけでは空間に奥行きがなくなってしまいます。上辺だけのデザインではつまらないものになってしまいます。

家づくりの長い歴史の中の先人たちの教えを知り、理解し、土地を読み取り、住む人のことを考え、子供の名前に願いを込めるように、空間にも夢や理想を散りばめていかなければなりません。やさしくするだけでなく、空間に奥行きを与えるふかさも必要だと思っています。

さらに、家には心地よさが必要です。家は住む人の心を休める場でありたいと思っています。やさしくても、ふかくても、心地よさがなければ、せっかくの家が台無しになってしまいます。

やさしさとふかさの両方を大切にしながら心地よさを追求していきたい、長い時を過ごす場だからこそ、奥深く楽しく、素材にもこだわりながら、温かみのある心地よい空間をつくりあげていきたいと思っています。




 

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