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静岡の飲食店

静岡にオープン予定の飲食店。
 
今日もせっせと塗装作業。

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ちょっと障害のある子たちも一緒に塗り塗り。

彼らにもできる仕事はあるし、

彼らなりの役割は必ずある。

それを見つけてあげるのも大事なことだと思う。

こういう子たちの接客するお店、

失敗はあるかもしれないけど、

きっとほんわかした温かいお店になるんだろうな。

とりあえずオープンの日も決まったみたいだし、

出される料理も決まってきてるみたいだし、

おいしいものが出されるのは間違いないし、

もしかすると本格的なルーマニア料理

あの懐かしいママリガも食べれるかもしれないし、

楽しみだなぁ。

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左官ワークショップ

最近の仕事は新築より改修が多い

しかも部分的なセルフリノベーションも多い

今回は左官もセルフ

自分たちでできることは自分たちの手で

というスタンスで進んでいる現場。

でも、やっぱり最初は職人さんに教えてほしい。

せっかくだから、教わりたい人一緒にどうぞ、

ということで行ったワークショップ。

(もちろん助っ人募集の意味もありますよ)



普段仕事中は邪魔になってしまうので

道具のこととかいろいろ聞くこと出来ないけど、

今日はワークショップなので・・・。



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まずは使っている道具から教えてもらう。

形や大きさだけでなく厚みや素材による道具の違い、

職人の世界はおもしろい。


 

配合の仕方、ノロ(下地)の作り方、仕上材の作り方、

まるで料理。

まるで理科の実験。


材料が用意できたらいよいよ実践。




一発目で平らに仕上げる職人の技。

何十年もやってきたからこその技。

誰でも簡単に仕上がりますという素材にはない

真似のできない美しさ。

職人の世界はかっこいい。
 

IMG_6685.jpg

自分でやってみると難しさがよーくわかる。

普段こういうものだからと図面描いてたけど、

なぜそうなのかってやってみてはじめてわかる。

こういう体験、とっても新鮮。

こんなことをさせてもらえる現場、ありがたい。




とりあえず今日は、鏝返しが出来るだけで

なんとなく職人に近づいた気分になってる自分がいる。

鏝返し楽しい。

でも本当に難しいのは鏝板の上から先なのであるよ。

※鏝返しとは、鏝板に乗せた塗材を鏝の裏に素早く乗せる

素人でも職人気分を味わえる左官の基本技術。

クルッ、ヒョイッがついつい癖になる技。


リノベに愛を

IMG_20180327_184426_952.jpgのサムネイル画像

放水訓練ではありません。

某ビルを高圧洗浄してるとこです。

僕もデッキブラシ片手にお手伝い。

半日ぐらいしか手伝えなかったけど、

それでも関われば愛着がわきます。

やっぱり仕事には愛が必要。

すこーしづつ改修進行中です。

伊豆長岡『三養荘』

今年、伊豆長岡にある旅館『三養荘』の本館がめでたく登録有形文化財となりました。

この建物は、旧岩崎久彌別邸として建てられた近代和風住宅であり、

京都の材料と職人を使った本格的な数寄屋建築です。

庭は名匠小川治兵衛の流れを汲む作庭がなされています。

ちなみに新館は村野藤吾設計の建物で、こちらも落ち着きのあるとても居心地のよい空間です。


登録有形文化財の申請に際し、実測と図面作成のお手伝いさせていただきましたが、

復元図面を描いていると、

「おっ!ここがこうなってるのか」とか、

「ここでこんなことさせようとしていたのか?」とか、

「ここでちょっと気持ち切り替えた感じだな」とか、

なんとなく設計した人の疑似体験をしているようで結構おもしろかったです。

特に、この建物は京間と江戸間が混在しているのですが、

それを意図的に使い分けしていたりと、いろんな発見もあって勉強になりました。


こういう建物は泊りでもしないとなかなかじっくり見れないけれど、

こんな見学会が企画されているようなのでご紹介します。

常葉大学土屋先生の解説付きです。

韮山反射炉や江川邸も見学するみたいです。


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『境界線から考える都市と建築』出版

『境界線から考える都市と建築』という本が

鹿島出版会から出版されました。

建築史家である三宅理一先生を筆頭に、

OBOGによる論考が多数掲載されております。

私も第1章の「保存をめぐる紛争と制度上の諸問題」

のところで執筆させていただきました。

是非、ご購入の上、ご一読ください。

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暮らしのぐるり

打合せをしていると

たまにグッとくる言葉に出会える時がある



今回出会えた言葉は

『暮らしのぐるり』



たとえば、修繕しながら長い時間生活するのもそうだし

捨てられてしまうものを、肥料とかに使うのもそう

繰り返す季節の中から生み出される自然素材

老人から子供に受け継がれる技術

暮らしの中にはいろいろなぐるりがある

大きなぐるりも小さなぐるりも

いろんな関係性で成り立っている



ぐるりを大事にした場にしたいという思いがあふれた打合せは

とても深く考えさせられたけど

とても楽しい時間でした



以前『失われた手仕事の思想(塩野米松著)』という本を読んだが

この中にもいろんなぐるりが描かれていて

とてもおもしろかったことを思いだした

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