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「三保松原学」文化講座

三保松原をいろいろな視点で深く掘り下げていく文化講座。

今年も9月24日からスタートします。

全12回ですが、参加可能な日だけの参加もOKです。

応募の締切は20日なので、まだまだ申込大丈夫です。

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チラシに記載されたスケジュールとは少々の変更がありまして、

1回目の講座は東海大学の李銀姫先生(海洋科学)になります。

場所は予定通りの東海大学です。

東海大学ということで、1回目は一般聴講も可能となりました。

たくさんの方に話を聞いてもらえると嬉しいです。

お時間のある方、是非是非足を運び、三保の魅力を再確認してください。

ちなみに2回目も一般聴講可能です。

語部や伝統行事が少なくなってしまったり、

おじいちゃんやおばあちゃんから昔話や民話を聞いたりすることが減ってしまった現代において、

その土地の物語や過去からの知識知恵は、講座という形でしか次に渡せないのかもしれない。

だけど、どんな形であれ、「知る」というのは楽しいものです。

「知る」ともっと知りたくなります。

不思議が増えます。

謎が増えます。

そして「好き」になります。



いろいろなイベントで楽しくやるのもいいですが、

一緒に「知る」ことを楽しんでみませんか?

今日は富士山の頭が雲の上にちょっとだけ見えていました。

三保松原からは海抜10mからの富士山が見えます。

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文化講座とは別で、11月5日にはシンポジウムも開催されます。

こちらも是非どうぞ。

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火の見会

昨日はひさしぶりの火の見会の集まり。

この会がスタートしてもう16年になる。

飽きずによく続いているなと思う。

火の見会とは「火の見櫓からまちづくりを考える会」の略。

この会が今まで何をしてきたかというと、

現存する火の見櫓を記録に残したり、

数年後に追跡調査してみたり、

本にまとめて出版までしてみたり・・・、

最近では、文化財登録の手助けなんかもしている。



火の見櫓の歴史的文化的価値(たとえば次の①~③)、

①地域防災のシンボル的価値

②地域の風景としてのランドマーク的価値

③屋根、見張台、立姿に見られるデザイン的価値

これらの観点で見てみると、

思っている以上に深いものなのです。

年々、こういう地域遺産は大切にしていきたいなと感じます。



火の見櫓は老朽化等の問題で年々数が減っているのは事実。

ちなみに富士山周辺だと、

富士宮市28→13基、富士市15→7基、裾野市5→0基、御殿場市7→4基、小山町14→3基、

となっており、ここ15年ぐらいで約6割が滅失されてます。

でも、やっぱり壊す前に今一度考えてもらいたいなと・・・。

本当に文化財としての価値があるものなのですよ。



会合が終わるといつもの消火活動へ。

火の見会→飲み会 です。

これも会が長続きしている秘訣のひとつですね。



写真は富士宮市北山にある火の見櫓です。

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